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支配される事―。 自由を奪われ、主に心も体も繋がれる… そう考えるだけで、背中がぞくぞくしてくる。 こんな気持ち、誰にも打ち明けられない… だからブログを造りました。 私が本当の私でいられる場所… 訪問者は遠慮なくこの森に迷い込んできてくださいませ…
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Bitter Love
ハンドルの上に両手を組んで
顔をのせて
優しい眼で見つめて
少し困ったように微笑みながら

貴方は私の告白を待ってくれた。

エンジンの音以外
何も聞こえない車内で
自分の心音が耳に響く。

込み上げる想いはあるのにそれを表す言葉が見つからない。

この空間にずっといたくて

終わらせてしまう言葉を口に出せない。

ずっと一緒にいたくて
過ごした時間が楽しすぎて
離れたくなくて…


自分の望みは果てしなく高くて
手を伸ばしても全然足りない。

触れようと思えば触れられる距離なのに
遠い…

『俺に出来る事があるとしたら…』

そういって差し出された左手には
鈍く光る指輪。

私は貴方の手を握る。

大きな掌
細くて長い指
少し乾ついた肌
そして…
冷たい金属の感触…

ずっとずっと…
貴方に触れたいと願ってた

もし、私にもう少しだけ勇気があれば

その手を払って
貴方を抱きしめてたかもしれない…

貴方に押し返されようと
強引に唇を奪ったかもしれない…

それができなかったのは
貴方の中の『私』を 少しでも綺麗なままの思い出にしておきたかったから。

汚れてない
欲深くない
純粋に貴方を好きな私のままに…

私に出来る事も
貴方の手を握る事だけ…

『出会ってからずっと…ずっと…好きでした。』

塞き止めてた想いを口にしたら
涙が溢れて止まらなかった…


重たい指輪…
固い指輪…

決して揺るがない誓いの指輪が
私の全てから貴方を守ってた。

誠実で
優しくて
いつも愛おしそうに笑う貴方

そこが
好きだった…

ううん
どんな貴方も好きだった。

車を降りて
最後にありったけの感謝を込めて…

『さようなら』を言った。

その後は、一度も振り返らなかった。

車は少しその場に留まって
そして去ってった。

家族の待ってる家に…

その場に座り込んで 泣いた。
貴方の名前を呼びながら…

こんな
切ない恋はもう…

こんな
苦しい恋はもう…

貴方を忘れて生きる
この先の生活を思うと
辛くて仕方がなかった…

気持ちの幼い私には この片想いは
苦すぎだょ…
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この記事のコメント:
その時 踏み出さなかった我慢・・・頑張ったね。
つらい気持ちだろうけど・・乗り越えてね。

2012-05-02 Wed 07:20 | URL | 愛知の純 #-[ 内容変更]
Re:
愛知の純さん>ありがとうございましす。気にかけてくださって嬉しいです。今は考えないように色んな事に逃げてます。早く元気になりたいです。
2012-05-02 Wed 07:38 | URL | ちこ #-[ 内容変更]
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